癒される感じの、居心地の良いレストラン。
もともと、私自身はマクロビオティックにもベジタリアンにも特別興味があるわけでも、詳しいわけでもない。前職の同僚から誘われたので行ったのだけれど、良かった。
動物性の食材を一切使っていないにもかかわらず、味もボリュームも申し分のない料理をいただくことができる。今日はお昼ごろに入ったので、ランチをいただいた。これがその写真。

ランチ以外に、ディナーもある。ビールもあるらしい。
万巽のような、マクロビオティックとかベジタリアンのお店に行っていつもびっくりするのは、動物性の食材を一切使っていなのに、動物性の食材を使っているような料理が出てくること。今回も、同行した仲間の一人が頼んだサンドイッチの中にツナとしか思えないなにかが入っていたそうだ。
万巽の一番良いところは、お店自体がマクロビオティックやベジタリアンに関心のある人たちとの協力のもとできていること。マクロビオティックやベジタリアンに関心のある建築士が設計して、マクロビオティックやベジタリアンに関心のある業者が施工したそうだ。特に、施工の段階では、オーナーやお客さんも一緒になって、壁を塗ったりしたそうだ。
関わっている人たちが必要と考えたものが具現化されたお店であるためか、居心地の良さを感じた。
生きてゆくために必要と思うものを、必要と思う人たちが集まって、一人一人ができることで協力し、生産し、消費する。人として、あるべき姿だと思うけど、それが実践できていることは残念ながら少ない。万巽では、それが実践できつつあるのかもしれない。
ちょっと前まで海の向こうの大国で、経済的な余裕のあまりない人たちがバブルのおかげで、彼らの経済力からすると本当は買うこともできないし、彼らが生活するためにどうしても必要なものでもない、高価な車や電気製品を買っていた。
その車や電気製品を作っていたのが、日本で派遣社員として働いていた多くの人たちだったわけで、バブルがはじけて、海の向こうの人たちが財産を失い、車も電気製品も買えなくなったので、日本で派遣社員として働いていた多くの人たちも職を失ってしまった。
そんな中で、破綻した投資銀行の役員のように、莫大な富を手にしている人もいる。世の中は公平であるべきなどというつもりはないけれど、この状況はあまりに不公平すぎる。
万巽や万巽に関わっている人たちが考えているのは、突き詰めてゆくと、このような不公平すぎる状況のおきにくい世の中を作りたいということなのかもしれない。そのような世の中を、必要なものを必要な人たちで生産し消費することにより、実現しようとしているのかもしれない、と思った。
自宅の近所なので、また近いうちに癒されに行ってみようと思う。
万巽 manson /ウェブリブログ
http://manson.at.webry.info/