たまちゃん

Fくんはカナダ人のエンジニア。日本人女性と結婚して、最近、カナダから日本に越してきたばかり。彼の日本語の能力は、日々伸びているものの、まだそれほど高くない。

そんな彼に、 ある新しいサービスの名称が欧米人にも有効かどうか?について相談しているとき、なぜ日産は北米でフェアレディZを別の名前で売っているのか?という話になった。

彼によると、欧米人はフェアレディZのようなスポーツカーに強いイメージを期待するが、”フェアレディ”という言葉に欧米人は強いイメージを持たないらしい。

”フェアレディ”という名前が欧米人に与える印象についても、彼はいろんな言葉で私に伝えようとしてくれたが、私はいまひとつ理解できないままその会話は終わった。

その話の後、10分くらいしてから、Fくんが私の座席までやってきて、発した言葉が”たまちゃん”。彼によると、”フェアレディ”という名前が欧米人に与える印象は、”たまちゃん”という名前が日本人に与える印象に近いらしい。

彼は、彼が持つまだそれほど多くない日本語の言葉を駆使して”フェアレディ”という名前が欧米人に与える印象を私に伝えてくれようとしてくれたのだ。

そんな優しくて創造的で面白いFくんと一緒に仕事ができることを、私は幸せだと思う。

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2 Comments

  1. ようこマン:

    言葉をマスターしていなくても
    伝えようという気持ちが「たまちゃん」に込められていて
    なんだか優しい気持ちになります。

    Fさんが工夫した結果が「たまちゃん」なのでしょうけれど
    「たまちゃん」というアイディアは何処から拾ってきたのでしょうね。。。。。

  2. mikieto:

    ようこマンさんへ、

    Fくんに聞いてみました。彼によると、ペットの名前に使われる”たま”に、かわいいというニュアンスを持つ”ちゃん”をつける事で、小さなかわいらしい生き物を表現したかったとのことです。

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